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2008年09月29日(月)
ありがとうございました
2008年04月06日(日)
お花見
2007年08月26日(日)
今年も納涼祭
2007年05月12日(土)
やっとご対面
2007年03月24日(土)
拘縮?尖足?
2007年02月20日(火)
介護認定
2007年01月13日(土)
マスク




ありがとうございました
一週間前…2008年9月22日にばあばちゃんが亡くなりました。

ばあばちゃんの年齢や状態を考えれば多少なりとも覚悟をしておくべきだったのに、何の覚悟もできてませんでした。
8月の下旬から入院はしてたのですが、回復してきていて元気に退院できるものと信じてました。
月曜日に病院からの電話が鳴った時も、「おやつ持参OKのお知らせかな〜」とのんきに電話をとりました。
容態の急変でした。

嘘でしょ?
嫌よ。
もう一度だけ…もう一度だけでいいからばあばちゃんを返して〜。
何の覚悟もできてなかった愚かな娘は、この一週間その言葉を繰り返してます。
まだできる事がいっぱいあったはず、ばあばちゃんもして欲しい事があったはず。
「今度ああしよう」「今度こうしよう」の「今度」は無いと思い知りました。
先人たちが「後悔先に立たず」「墓に着物は着せられぬ」という言葉を残してくれてるのに、わが身に降りかかるまで判らなかった馬鹿者です。

お別れの兆候は何も無かったのでしょうか。
今思えば最近、ばあばちゃんは私と目が合うとニコニコするようになってました。
元から良く笑ってくれたばあばちゃん。
「だいすけが相変わらずびびりで困るわ〜」と言うと「あらあら」というような顔で笑い、「今日こんなドジをしちゃった」と言うと「ププッ」と吹き出すように笑ったり。
それが可笑しな事も言わないのに目が合うだけでニッコリ笑うようになってました。
自宅介護をしてた時、なかなか「ありがとう」の言葉が言えなかったばあばちゃん。
一言「ありがとう」と言ってくれたらもっと頑張れるのに〜と思ったものでした。
あのニコニコは「そろそろ逝くわよ、ありがとう」という意味だった気がします。
どうして気付かなかったんだろう。

今思い浮かぶのはニコニコしてるばあばちゃんの顔ばかり。
笑顔を残してくれる事が、ばあばちゃん最後の親心だったのだと思います。



在宅介護中は遠出できない私のために、東京神奈川はもとより、埼玉千葉方面からも電車をいくつも乗り継いだり、慣れない車を運転して家の近くまで遊びに来てくれたお友達がたくさん居ました。
「ドタキャンOKだからね」と言ってそっちゅう来てくれたお友達も居ます。
遠くて会えなくても、励ましや応援のメールやお手紙もいっぱい頂きました。

いつでも「大丈夫です」「出来ます」と言って、「無理です」とか「難しいです」とか全く言わなかったケアマネージャーさん。
いつもばあばちゃんと私の様子を気にかけて下さってたご近所さん。
ばあばちゃんの笑顔をいっぱい引き出してくれて、折れそうになる私の心を支えてくれただいすけ。
主人の人生で一番忙しかっただろう4年間は、介護も修羅場の時期で私は24時間ばあばちゃんにかかりきり…迷惑をかけっぱなしの主人。

もう書ききれないくらい大勢の人にお世話になり在宅介護を支えていただきました。
本当に、本当にありがとうございました。
2008年09月29日(月)   No.95 ()


お花見

先週行くつもりが、曇ってて寒かったので中止にしたお花見へ行って来ました。
一週間寒い日が続いたのでお花もしっかりもってくれました。
だいすけは歩かないのでお供はぎんぺいです。
施設から車椅子で公園まで行ったのですが、普段気付かない起伏がけっこうあることが判りました。
登りはまだいいのですが、下りはスピードが出ないように引っ張りながら下らなくちゃいけないし、ばあばちゃんが前のめりになって落ちないように気をつけながらなので少し大変でした。
施設の車椅子を借りてきたので手元にブレーキが無いのが失敗でした。
うちの車椅子なら手元にもブレーキがあったんだけど…。(^^;)
ぎんぺいは途中からちゃっかりばあばちゃんの膝の上に乗ってました。
公園の周りも桜が綺麗だったのでゆっくり一周してから公園の中の桜の下で一休み。
お弁当を広げてる人も居たけど、うちはお茶だけ〜。_(^^;)ゞ
ばあばちゃんはなかなか上を見てくれなかったけど、ちゃんとお花を堪能してくれたかな。
2008年04月06日(日)   No.94 ()


今年も納涼祭

今年もばあばちゃんの居る施設の納涼祭がありました。
去年はだいすけが太鼓の音にびびって主人と早退してしまったので、今年はぎんぺいと甥の英ちゃんと行きました。
去年のカレーはほとんど食べませんでしたが、今年は刻んだお好み焼を少し食べてくれました。
カキ氷も久しぶりのせいか美味しそうに食べてくれました。
最近はお茶もとろみを付けて飲ませていただいるけれど、今日は調子が良かったのかコップからジュースをそのままで飲んでくれました。
英ちゃんが車椅子を押して盆踊りの輪に入って一緒に回ってくれました。
ばあばちゃんの前でぎんぺいに盆踊りをさせたら可笑しそうに笑ってました。
昼間はすごく暑かったので心配でしたけど高台にあって広い場所のせいか、なんとか過ごせる程度の暑さでした。
日が暮れるまではうちわで扇いでましたけどね。
最後の花火もニコニコして見てたし、今年の方が楽しそうに見えました。
だいすけが一緒じゃなくて少しがっかりしたかな。
施設の方々に「だいちゃんは〜?」と何度か聞かれました。
太鼓がなければねェ。(^▽^;)
涼しくなったらまたパティオに連れて行くからね〜。
ぎんぺいはばあばちゃんのお膝に乗ると伏せの状態でジッとしてます。
教えてないけど動いちゃいけないと思うのかな。
他の入居者の方々の所へもトコトコ寄って行っては、おとなしく撫でられてたしセラピー犬になれるかな〜。(*^m^*)



2007年08月26日(日)   No.86 ()


やっとご対面

今日やっとばあばちゃんとぎんぺいのご対面が実現しました。
行く度に連れて行こうとは思ったのですが、お天気が悪かったり風が強かったりで延び延びになってました。
ぎんぺいの事は話してたのですが、どこまで判ってたか怪しいです。
次に話すと覚えてないし〜。(^▽^;)
実物にあって覚えてくれたかな〜。
ばあばちゃんがあまり嬉しそうに笑ってたので、少しだけお顔をサービス。
お目目が見えないと嬉しそうなお顔も半減ですが…。(*^^*ゞ

ぎんぺいは色が変わる途中なので、お鼻の周りに黒い毛が残ってて笑えるお顔です。
「お鼻の周りが黒くて泥棒さんみたいでしょ〜?」と言うとばあばちゃんが声を出して笑いました。
意味が通じたかなァ。
2枚目はばあばちゃんと内緒話…ではなくてお耳を舐めてます。
ばあばちゃんはくすぐったそうでした〜。(*^m^*)

ばあばちゃんを連れて来る時と戻す時に受付で預かって頂いたぎんぺい。
噛まないし吠えないし人懐こいしで人気者になってました。
「是非また連れてきてください」と言って頂きました。
介護犬になれるかな〜♪
2007年05月12日(土)   No.85 ()


拘縮?尖足?
この所ばあばちゃんは反応もいいしよく笑うし、調子がいいと思ってました。
心配してた体重も増えてふっくらしてきたしね〜。
今日は定期的にある施設サービス計画書の説明を受けてきました。
現在の状態や問題点と今後の目標や援助内容の変更などをお知らせいただくのです。
その中にフットレストの上にダンボールを敷き尖足を防ぐ…というのと、臥床時膝関節にビーズマットを入れ膝関節の拘縮を防ぐというのがありました。
尖足というのは足の甲を伸ばした状態で固まってしまう事だそうで、車椅子のフットレストに広めのダンボールを置いて足の甲が伸びないようにして防ぐらしいです。
膝の関節もやはり筋肉などが硬直して縮まったままにならないように寝るときの姿勢を維持するみたいです。
首の後傾もあり、要は動かないので筋肉が萎縮して体のあちこちが不自然な状態で固まって来てる状態です。

ばあばちゃんの表情や反応ばかり気にしてましたけど、行った時は一緒に体の方も動かさないとね。(^^;)
とりあえず今日は「グーパーしようか〜」とか「お手手を合わせて南無〜」とかやってきました。
「グーパー」は家に居た時も良くやったので懐かしい。(*^m^*)
でも、私が一度握って「グー」とやらないと握れませんでした。
「グー」の意味は判っててやろうとするのだけど、どうやったら「グー」になるのか判らずに困ってるという感じでした。
一度やると次は自分で「グー」にできます。
「パー」は自分で出来るけど、指が揃ってるので開かせるにはやはり一度私が開かないと駄目でした。
前は「グーパー、グーパー」って早く出来たのにねェ。(x_x;)
「お手手を合わせて南無〜」もなかなか自分ではできなくて…。
それでも「私が先に死んだらお参りしてくれないといけないからね」とか、冗談を言いながらやったので楽しそうに笑いながらやってました。
「お手手や足を動かさないと筋肉が固まっちゃうんだって〜。ま〜るくなってボールになったら困るでしょう〜?」と言うと、珍しくお口を開けて声をあげて笑ってました。(^w^) ぶぶぶ・・・
普段は「ぷぷぷ」と笑う事が多いので、よほど可笑しかったのかな。

施設のほうでも上記のケアの他に、機能訓練士さんによるマッサージなども月に何回か入れて下さるようです。
おやつを食べてお喋りをしたり、一緒にテレビを見たりだけじゃ駄目だね〜。
今度からは体も動かそうね〜。
2007年03月24日(土)   No.84 ()


介護認定
今年も新しいばあばちゃんの介護認定通知書と保険証が届きました。
介護度はも今回も5のままです。
今回から審査が2年ごとになるようで次回は21年です。
最初は半年ごとで、少し前から一年ごとに変わってました。
もちろん途中で変化があった人は期限前でも再審査をしていただくことは出来るようです。
前に介護度3から4に上がった時、「ええ〜、まだばあばちゃん4まで行ってないよねェ」と思ってケアマネージャーさんに相談した事がありました。
通知書の下に「判定結果に不満がある時は60日以内に連絡を…云々」って書いてあったので。
ケアマネージャーさんは「介護度を上げてくれという再審査希望はあっても下げてくれという人は余り居ないと思いますよ〜」って笑ってました。
そうですよね、うちはデイケアとレンタルベッドくらいしか使ってなかったので点数が余ってたけど、毎日ヘルパーさんを頼んだりしてる方はいくら点数があっても足りないくらいですから…。
我ながら何を考えてたんだか。(^^;)
もうばあばちゃんの介護度が5から下がる事はないでしょうけど、ばあばちゃんの状態を少しでも良くしようと頑張ってた頃を思い出しました。
今から思えば無駄だったのかな。
無理やり歩かせようとしたりしないでもっと楽しく過ごした方が良かったのかな〜。
あれはあれで親子のコミュニケーションだったと思うことにしよう。_(^^;)ゞ
2007年02月20日(火)   No.83 ()


マスク
ばあばちゃんの居る施設では、去年の11月の終わりか12月の始め頃に出入り口に消毒液が設置されました。
手を入れると消毒液のミストが出てくるもので、「インフルエンザなどの予防のため、入館時退館時に使用してください」というような事が書いてありました。
今日行ったら新たに使い捨てマスクも置いてありました。
「ノロウィルス等予防のためにマスク使用でお入りください」
で、さっそく着けてばあばちゃんの所へ。
ばあばちゃん、何だか変な顔をして私を見ます。
持って行ったおやつを「食べる?」と聞いても「うん」と言わない。
お口まで持っていってもお口を開けない。
もしかしてマスクをしてるから私が怪しい?
マスクの片耳をはずして「○○ちゃんですよ〜。怪しくないですよ〜」と言ったら「ムフフッ」と声を出して笑った。
マスクを戻しておやつを食べさせようとしたらまた笑顔が消えました。
私が判らないのかな〜。
再びマスクをずらして「銀行強盗じゃないですよ〜。私〜。」と言うとまた「ムフフ」と笑います。
はずしたまま食べさせようかとも思いましたが、施設の方に見つかってもまずいし、私が感染してないという保証もありません。
仕方ないのでマスクをしたまま何度か挑戦するものの、とうとうお口を開けてくれませんでした。(^^;)
しばらくおしゃべりをして来ましたが、ばあばちゃんはジーッと私の顔を見てるだけでした。
帰りにエレベータの中にある鏡を見たら、確かに怪しい奴でした。
それに大きくマスクを開いてたので誰だか判らないかも。
それにしても声を聞いたら判るでしょう〜。
声も多少は変わっちゃうかな。(^▽^;)
当分はマスク着用だろうから慣れてもらわないとねェ。
毎回怪しい奴を見るような目で見ないでね〜。(;´▽`A``
2007年01月13日(土)   No.82 ()


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